男バスルーキーは女子高生!?

なんやかんやで、

じかんはすぎていき・・・・

私達は佐伯さんの車の中で

ギャーギャーと騒いでいた。



リ「っぷは~~~!

  楽しかった~。」

私はソーダを飲みながら

満足げな顔で呟いた。


快「おっさんみてぇな声だすなよ。」

快は私の真横で

ブツブツと文句を言っている。


美「巻貝ってネチネチしてるよね・・・。」

奏「ホントにめんどくさい人だよね~。」

美羽ちゃんと奏では

ヒソヒソと快に聞こえないように

話しているんだろうけど

会話のほとんどが聞こえる。


快「おまえらなぁ~~!

  聞こえてんだよ。」


美「聞こえるように言ってるんだから

  当たり前じゃん。」


愁「はいはーい。喧嘩はそこまで。」

そういって愁は

美羽ちゃんと快の頭の上に手を置いた。


不服そうな顔をしながらも

快はそっぽを向いた。

・・・なんか、機嫌悪い?


リ「あのさ、ずっと思ってたんだけど

  快って、何で巻貝って呼ばれてるの?」


その言葉に車内は一気に静まり返った。