私は、波多野さんの手の上に置いてあるボタンを取って


「許す。」

小さい声で言った、だけど

「ありがとう、山本ニコッ」


聞こえたらしい。


「私こそ、ありがとうございます//////」


笑顔は、反則だ。


だけど、やっぱりこの笑顔が大好きだ。


だから、お返しに。親子だと思われないように


「波多野さん、耳かして」


「ん?なに?」


波多野さんの顔が近づいてきて

私は「好きだよ」と呟いて

頬にキスをした。


「なっ//////」


「あっ、夕が照れてる。なにもうリア充見せ付けないでよね」


と、ヤレヤレと感じの榊原先輩


「いいじゃないですか。波多野さんモテるから見せ付けないと(笑)」


「でも、こうゆうのはみんなの前では//////」


ハァー、これだから波多野さんは。

「彼氏なんだから、堂々としてください!」


「でも、「でも、じゃないです!」


「また、始まった。親子ケンカ(笑)」


と、私達のケンカを周りはこう呟いていたらしい。


まぁ、私達らしくていいかな。


30センチの差はこれからも縮まらないからね。


気持ちは、縮まるけどね(笑)