波多野さんを探しに、外に出ると


波多野さんが沢山の人に、話し掛けられていて、、、特に女子


波多野さんの元に行き、昨日みたいに首元を掴む


「波多野さん、昨日私が言ったこと忘れましたか?なんですか、波多野さんの頭は鶏ですか?」


なんで、ボタンが一個も無いんですか?私、昨日言ったはずだよね?


波多野さんの事だから、断れないとかの理由である程度予想してたけど


第2ボタンまで、あげるとか!


「山本、、く、くる、しい」

波多野さんは、そうとう苦しかったらしく私の手を叩いていた


「あっ、すみません。」


私は、正気に戻り首元の手を離す


「なんだ、卒業の日も親子ケンカか?愉快だねー♪」


「謙太!どこが愉快だよ…」


全くです。どこが愉快なんだか、私は怒ってるんです!


「まぁ、そう睨まないで♪夕だって、そんなにバカじゃないよ」


なんの事、言ってるんだ?

「えっと、山本ごめん。約束守れなかった。」


ほら、すべてあげたんだ!

「でも、これ!第2ボタンは、誰にもあげなかったよ。これで許してくれないかな?」


波多野さんは、ポケットから1つのボタンを出した。

「そうだよ、伽凛ちゃん。夕のやつ女子みんな第2ボタンが欲しいって言ってたやつを

『ご、ごめん。これは大事な人にあげるから』

って、小心者が誤解を招く言い方をしないで断ったんだから。凄い事だと思うよ♪」


「謙太、恥ずいこと言うなよ!//////」


いつも、告白とか断れないくせに。


てか、大事な人とか//////