親子ケンカ~30センチの差~

それから、無事卒業前日も終わり

放課後になった。


まぁー、まだ昼前だけど。


青柳さん、来るまでなにしよう。

と、考えていると。冬なのに教室は暖かく気持ちよくて寝てしまった。


キーンコーンカーンコーン

「んっ?チャイム?」

俺はチャイムを聞いて、時計を見るともう5時間目が始まっていた

のに…………


「波多野さん!」

なんで、山本がいるの?てか、なんか怒ってるし


「な、なんで山本?授業は?てか青柳さんは?」

慌てて、そう言ったら山本のなにか気に触ったようで

睨みながら、近づいてきた


「山本?なんで、怒ってるの?(汗)」

俺が話し掛けても無視。こんなに怒ってるのをみるのは初めてだ


ドンッ「えっ?」

山本の怖さに後ろに下がっていたら、いつの間にか後ろに壁があった。


いやっ、マジ怖い(汗)

山本が俺の前に来ると、首元を掴んで

「波多野さんは、青柳が好きなんですか?」

山本は、背が小さいから自然と上目遣いになるわけで