思わず課長が
がしゃんと ブレスレットを落とす。
僕は、あわてて
床に落ちたブレスレットを拾い上げる。


「え?別に・・
 重くはないけど・・?」
「なんだ、それ?
 めちゃくちゃ重いぞ。」


「へぇ。俺にも、
 さわらせ・・・あっつぅぅう!!」

イチノさんが
僕の手にあるブレスレットを触ると、刹那
飛び跳ねる。

「・・・えぇ?
 あ、熱くないですけど・・・?」

「じゃぁ、私が触りますね?
 なんだか、怖いですね?

 ・・・ぐっ。おぇぇえぇぇ(自主規制)」


「えぇぇぇええ?!!」




僕のブレスレット・・・


なんだか、
とても大変なものだったようです。