白銀のトライアングル

直美がつづけた。

「あの日は、本当に悪かったわ・・・でも、あのあと私と雅史さんは結局付き合うことはなかったの・・・」

と言ったのに対して、友紀奈が思わず口から出た言葉は



「ごめんね。私、今つきあってる人がいるの!」



友紀奈はつきあってもいないけれど、嘉雄や一樹の顔が思い浮かんだ。

これを聞いた雅史は、更に顔色が悪くなっていくのがわかった。

とにかく、雅史の今の状況は気がおかしくなる寸前だった。

もっとも、自業自得だが・・・