クールな彼と放課後の恋

妹は私より2つ年下の中学2年。

名前は日向(ひなた)。


優しくて面倒見が良く、
見た目もかわいくて真面目な日向。


両親が離婚して母子家庭になってから
お母さんが忙しくなったこともあり、

日向と私は助け合って生活してきた為すごく仲が良く、喧嘩したこともあまりなかった。


姉妹であり友達のような関係でもある日向は、私のよき理解者であり今一番信頼できる人かもしれない…




「ただいま」

「お姉ちゃん!これなーんだ?」

「あ!」


日向が手に持ってたものは、
私が集めてるあのパンのシール。



「どうしたの、これ!?」

「帰りにたまたまコンビニ行ったらあのパンがあったから買ったのー♪最後の1こだったからラッキーだったよ」

「ありがと日向っ」


日向に抱きつく私。

そしてキッチンの冷蔵庫に貼ってある集めているシールを貼る用紙に、日向からもらったシールを貼った。



「あと何個で貯まるー?」

「3つ…」


ゴールまで微妙な数。




「そっかー。見つけたらまた買ってくるよ」

「ありがと」

「それより夕飯の買い物行かない?雨まだ降ってた?」

「もう止んでたよ」