「さっきは目立ってたな」
フッと鼻で笑い、私に背を向ける稲瀬。
ちょっとムカつくけど…
なんか一言言いたいけど、
それよりもっと言いたいことがあるんだよ!
私はデッサンを提出箱に雑に入れ、
稲瀬を追いかけた。
「稲瀬っ……」
「・・・・」
稲瀬を呼んでも、
こっちを振り向いてくれない。
無視…?
「稲瀬くん?」
もう一度呼んでもこっちを見てくれない。
よく見ると、稲瀬は耳にイヤホンをしてた。
「稲瀬くん………ってば!」
グイ
私は稲瀬の腕を掴んで軽く引っ張った。
すると稲瀬は、少し驚いた顔をして振り返る…
「…なんだよ?」
「あ…ご、ごめん」
掴んでいた稲瀬の腕をパッと離す。
腕…すごい硬かった…
「どうした?」
「あ……」
耳からイヤホンを外し、
私に近づいて来る稲瀬。
フッと鼻で笑い、私に背を向ける稲瀬。
ちょっとムカつくけど…
なんか一言言いたいけど、
それよりもっと言いたいことがあるんだよ!
私はデッサンを提出箱に雑に入れ、
稲瀬を追いかけた。
「稲瀬っ……」
「・・・・」
稲瀬を呼んでも、
こっちを振り向いてくれない。
無視…?
「稲瀬くん?」
もう一度呼んでもこっちを見てくれない。
よく見ると、稲瀬は耳にイヤホンをしてた。
「稲瀬くん………ってば!」
グイ
私は稲瀬の腕を掴んで軽く引っ張った。
すると稲瀬は、少し驚いた顔をして振り返る…
「…なんだよ?」
「あ…ご、ごめん」
掴んでいた稲瀬の腕をパッと離す。
腕…すごい硬かった…
「どうした?」
「あ……」
耳からイヤホンを外し、
私に近づいて来る稲瀬。



