ピアノソナタ〜私がピアノに触れたとき〜

青春・友情

ヴィーガン/著
ピアノソナタ〜私がピアノに触れたとき〜
作品番号
1073782
最終更新
2016/04/17
総文字数
72,602
ページ数
19ページ
ステータス
完結
PV数
600
いいね数
0
「あの〜 あなたは?」


「私(わたくし)はある方様から依頼され こちらの青柳様宅に派遣して参りました。

家政婦の律井と申します。

よろしくお願い致します」


「…あ、はい。
こちらこそ よろしくお願いします。


って!!
うちには そんなお金ないし!!!」


「ご心配お掛けしなくても結構です。

きちんとお給料は頂いております。

お金がなければ働きませんのであしからず」




*****



高一の初夏。

律井さんとの出会いから あたしの熱くて、長いようで短い

貴重な3ヶ月が始まった。



*****



「あなたの目的はなんなの?」


「知ったところで君に何の特もない。

君は ただ、オレの思惑通りに

…そう、チェスの駒のように動けばいい」




切れ長の瞳は何を考えてるのか読み取れない。



そして、なぜか冷たく微笑む彼の妖艶な色気から

今まで経験したことのないエクスタシーを感じた。



*****



2014.07.11開始

2014.09.21第一部完結

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