「最悪、はめられた。あいつ、最悪」
「なんか、スミマセン……」
メールの送り主は、みーくん。
で、その内容というのがね、アレだった。
『やっほー亜希。佐伯先輩とはケンカした? それとももう仲直りしたかな? ごめんね~、俺がちょっとしかけちゃったからさあ! まあ、あれだよ。俺の大事な幼なじみに手出したら許さないよ、って意味だから。このメール、佐伯先輩にも見せてあげてね! それじゃあ、ゆっくり楽しんで~』
「七種、宮下さんの頭なでた時、俺の方見てにやにや笑ったんだよな。それか、仕掛けたってのは。本当にあいつヤダ」
「あ、そういうことだったんですね……」
メールの内容は私にはちょっとよくわからなかったけど、佐伯先輩のその言葉で理解した。
なんだかみーくん、番犬みたいだよね。
でも、佐伯先輩がそれで妬いてくれたってことは、私のことを本当に好きだと思ってくれてるってことで。
不謹慎なのかもしれないけど、みーくんには少しだけ感謝だ。
「佐伯せんぱ……」
「それと」
えっと、なんだか今日は遮られること多い?
話そうとしたら、佐伯先輩に区切られちゃったんだけど。



