男恐怖症の私と女恐怖症のあいつ。

なんだ、この可愛い生き物!



俺は気づいたら、かおを抱きしめていた。


「ちょ、優!?」


これも特訓。


俺、ずるい言い訳見つけた。
特訓って言えば、なんでもしていいんじゃねーか、みたいな。


「でも優、じんましんすごいよ?」


「かおもな。」


「うん…。でも前よりは、気持ち悪くない。」


俺は離した。


「帰るぞ。」