「は〜〜〜〜〜!?
何だよ、それ!
俺はキモくねーし!」
「キモいですぅーー。
なーにが、『さっさと決めろよ☆(ウインク)』よ!
男子がやる事じゃないでしょ!」
「ぐ……………、
そそそそれは、お前がどのクレープ食うか決めるのがおせーからだろ!
さっさと決めてくれ〜〜って、思っただけだし!」
「はぁ〜〜〜〜〜〜〜〜!?
美味しそうなクレープが何種類もあったら、迷うのがふつ………「お客様!!」
しーーん……。
クレープ屋の店員が、私と優叶の口喧嘩に割って入った。
すると、さっきの鬼の形相から一変、にこやかな笑顔へと変わった。



