そう。
私は、優叶が好き。
ずっと、昔から。
変わらない、この思い。
優しくて、カッコ良くて。
たまにみせる泣き顔。
でも、私には泣いてないって言う。
嘘。泣いてるじゃん。
バレバレだけど、嘘を付く。
そんな彼の優しさに胸がキュンとなる。
私は、幼馴染みという立場だから、優叶といつも一緒にいれる。
でも、幼馴染みじゃなかったら。
きっと、今でいうと優叶のクラスの取り巻きの女子みたいになっていたハズ。
そうでないと、届かない。
優叶には絶対、届かない――――――――――――……。
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