「い、嫌っ! ベタベタするっ!シミになるっ!!」 私は商店街の一角だという事も忘れて、叫んでいた。 溶けたアイスは、制服のスカートに落ちて、染み出している。 「何でもっと早く言ってくれなかったの!!!」 アリが来ちゃうじゃん! 「そう言ったって……………。 何度も言ったけど、聞いてなくて、ボーッとしてたの、蒼羅じゃん!」 不機嫌そうに、ムスッとする優叶。 ……カワイイッ!!!!!!!