世界一の笑顔



「それじゃあ気を取り直して自己紹介。 私の名前は『千葉 彩花』(tibaayaka)
21歳よ」

そう言いながら、名刺を渡された。

彩花さんか〜。名前も綺麗だ...



「自分は『木村龍一』(kimuraryuuiti)って言います。21です。今名刺無いんで、すみません」
ペコっと頭を下げる。



「えっ同い年じゃない。 私さっきから馴れ馴れしく話してたから、年上だったらどうしようかと思ってたの」

良かった良かった〜 と彩花さんは嬉しそうだ。





「それで龍一!この後の予定は?」


この人グイグイ来るな。 ちょっと驚いたけど、最初よりは馴れた。
何事も馴れるのは割と早いほうなんだ。



「特には無いですけど。 何かあるんですか?彩花さん」


「彩花でいいよ。あと敬語もなし!分かった?」

「分かりましぃ....分かった」


なんだかこの時点んで、尻に敷かれている感満載なんですけど....
気のせいかな..?



「それで予定がないなら、今からテノリオ火山へ行きましょっ」


「へ?」



あまりにも突然すぎて何言ってるのか分からない。 もう何もかもが突然すぎるんだけど....
というか、てっきり食事にでも誘われるのかと思っていた分、少しガッカリしたんだけど。

それにしても....


「今、....から?」

「そう!今から!NOWよ!NOW!!結構山の中行かなきゃいけないからねぇ〜」

それでも今から行ったら夜になってしまう。 どうするつもりだろう。