世界一の笑顔



「そういえば、自己紹介まだだったわね」


なんだそんな事か... っふー。




「そうでしたね」


そして勝手に自己紹介が始まる。


「そう...あれは8年前、私は道路を歩いていたら1台の車が近づいてきて...私は跳ねられたの...」

「?!」

え?ええええ?えぇ?!何?何が始まった? 自己紹介じゃなかったの?
何これどうしたらいいんだ?


「あのさ、何慌ててるの?そ こ は、『それ自己紹介じゃなくて、事故紹介やん!』って、ツッコむとこでしょうが!」



「あっ、え? あ〜はぃ」


なるほど... 今彼女はボケたのか!

「もぅ。なんか1人でバカみたいじゃん」

「ごめんなさい」

アハハハと苦笑い。そんな字に書かなきゃ分からないようなボケ、しないでくれよー。

でもきっと、彼女なりに場を和ませようとしてくれたんだろうなー。


「次からは気をつけます」

「次はもう無い!」