涙恋〜甘えた幼なじみの忘れ方〜





シリアスだとか、もうそんなのどうでもよくて。


ただ、今すぐに伝えなくちゃって思って。


勢い任せに、思いっきり抱きついた。






「ちょ…!?夏希!?」


「夏希!?じゃないし!!
あたしの話を聞けよ!!」





ほら、いうんでしょ?


言わないとでしょ?






頑張れ、自分。







「智尋のことっ!!」




さぁ。





「…好き、です」