lost memory ~失われた記憶~






大翔『…小学からお前が引っ越す中3の春まで、俺らはずっと一緒だった。』




小学から…
いわゆる、幼なじみってやつ?




瑞希『私、中3の時に引っ越してるんだ…。全然覚えてない。』




引っ越した記憶も無ければ、両親と暮らしてた記憶もない。二人がいつ離婚したのかとか、全く…。




大翔『昔のことなら俺は大体知ってる。家のこととかな、どこに住んでたとか。知りたい時はいつでも…聞いてこい。』




いつでも聞いてこい。




この言葉に安心したのかもしれない。
頼っていいんだ。




心からそう思った。