lost memory ~失われた記憶~






大翔は、私に微笑みかけて、私も、微笑み返す。




視線が合い、2人の動きが止まると、まるで引き合わされたかのように、




唇が重なった。




優しく触れるだけのキスをすると、大翔は悠希のお墓に向き直り、




大翔『悠希さん、瑞希のこと、守ってくれて、ありがとうございました。やっと、迎えに来れました。これからは、俺が守ります…。』




そう言って手を合わせる大翔の横顔が、かっこよくて、凛々しくて、




愛してる。




そう呟きたくなった。