lost memory ~失われた記憶~






大翔『俺は、お前がいないとダメなんだよ…。もう、俺から離れんな。俺の前からいなくなるなよ…。』




弱々しく耳元で呟く大翔。
胸の奥がキュッと締め付けられた。




瑞希『私だってっっ…傍にいたいっ…でも…でも…っ、私と一緒にいると、みんなが傷つく。もうっ大切な人たちを…私のせいで失いたくないっっ!』




大翔『なら、傍にいろ。ずっと。お前から大切なものを奪うやつは、俺が全員ぶっ飛ばしてやる。俺が…お前を、守ってやるから…。俺を信じろ。瑞希。』




瑞希『うっっ…うっ…あぁぁぁぁんっ』




私は声を荒らげて泣いた。




そんな私を大翔は自分の方に向けて、胸で顔を隠してくれた。