lost memory ~失われた記憶~






瑞希『ごめん。』




玲央『何をそんな謝るんだよ!…もう、いいから、戻って来てくれよ。』




玲央のこんな弱々しい声は、初めて聞いた。




玲央には、感謝しきれないくらいだよ…
悠希に、私のことを頼まれて、ずっと…私のそばにいてくれた。




だからこそ、次は玲央達を傷つけそうで、失う気がするんだ…。




そしたら今度こそ、私はただの抜け殻になってしまう。




なら、1人で生きてく。




彼等がしっかりと生きてて、幸せなら。




それでいいから。




瑞希『みんな…さよなら。』