ムツキ兄は車の鍵を持ち、部屋の電気を消した。 私は玄関で靴を履き、見た目を整える。 そして続いて、ムツキ兄も靴を履いた。 「先に出てるね♪」 私はドアを開き、ムツキ兄より先に外へ出た。 今日の天気はどちらかと言えば、どんよりしていた。 雨…降りそう……。 少し暗い天気だった。 「心~行くぞーー?」 ムツキ兄はいつの間にか車の側にいて、先に出たはずの私が遅れてしまった。 「あっ!待って待って!!」 私は急いで兄の車の近くへ向かった。