紙袋の中に入っているものを取り出してみた。 「・・・」 お母さんの目から涙が溢れた。 中に入っていたものは占いチョコ、綿菓子、笛ラムネ、紙風船だった。 それは全てお母さんの好きなものだった。 お父さんが駄菓子屋に戻ったのは、お母さんの好きなものを買っていってあげようとしたのだ。 お母さんはお父さんからのプロポーズを思い出したー 「・・好きなものあげといて・・笑顔にできないってどういうことよ・・ ・・ありがとう。」 お母さんは嗚咽を漏らしながら駄菓子をぎゅっと握り締めそう呟いた。