~~陽菜side~~
理玖くんと結婚して、1週間がたった。
今日は朝からバタバタと忙しい。
化粧もきちんとして、髪も念入りにブローした。
今日は大学の入学式。
都内有数の国公立大学に入学できたのは、理玖くんから勉強を教えて貰ったからだ。
私1人で勉強していたら、とてもじゃないけど、こんな有名大学に入れなかった。
「陽菜……そんなにキレイにして…心配なんだけど。」
ちょっと口を尖らせて、拗ねている理玖くんの姿を見て、笑顔になる。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…