「理玖くん…痛い!!」 そう言って、理玖くんの手を除けようとすると、理玖くんが拗ねたように口を尖らせた。 「だって…陽菜の唇は俺だけのだったのに…アイツ…俺の陽菜にキスしやがった…。」 あ……そうだった……。 あの後…理玖くんが現れたことの衝撃が凄すぎて、すっかり忘れてた。 でも…… 「あれは…もう終わったことだから、しょうがないでしょ!? 大体、理玖くんが迎えに来るのが遅すぎるからだもん。」 「~~~~~~っっ!!!」 私の言葉に理玖くんがシュンッとあからさまに落ち込んだ。