~~理玖side~~ 研究室に籠っていても、GW前と同様に全然集中出来なくて、今日も早めに家に帰ることにした。 マンションへ帰ると、目の前に陽菜が男と二人で歩いていた。 ――――誰だ? 二人に声を掛けようとして、同じアルバイト先の奴だと気づく。 「……同じ学部だって…言ってたな…。」 ボソッと呟く。 すると…二人の視線の先……。 「あ……っっ…葵……。」