「本当は私が結婚するはずだった理玖を、返してもらいたいだけ。 理玖は、私に結婚しようって言ってくれたわ。 私を一生大事にするからって。 ねえ…そうだったわよね…理玖…??」 葵さんの視線の先…私も幸太くんも、葵さんの視線を辿って後ろを振り向くと そこには… 理玖くんが立っていた…。