「お気に入りが嫌だった?お仕置きが嫌だった?キスが嫌だった?」 「ごめん。」 「彩愛、本当にどうしたんだ?」 教室に行ってない俺には彩愛の日常生活を知らない。 「ごめん。何もない。」 さっきから謝られてばかりだ。 「彩愛は俺のこと好きなのか?」 彩愛は俯いていた顔を上げた。 「もう…私に関わらないで。」 彩愛は目に涙を溜めていた。