待たないとうるさいやつだから俺は素直に彩愛が言うことに従った。 最初の頃は彩愛の方が上から目線が多かった。 でも、途中から彩愛は弱々しくなっていった。 俺は今までの仕返しだと思って、お仕置きという新しいルールを作って、従わなかったら罰として与えた。 俺はどうやら彩愛と両想いらしかった。 下校はいつからか彩愛から避けるようになった。 だから、俺は彩愛に命令した。 「俺と帰らないとお仕置きな。」