「ごめん!李矢…あの人ね…」 「彼氏でしょ?」 「ち…違う!ただのクラスメート。」 「ははーん。顔が赤いよ。」 李矢は私の頭を撫でた。 「大丈夫。辛いことがあったら守るから。」 「だから~ただのクラスメート!」 ピンポーン。 家の中に響き渡るインターホンの音。 お母さんは画面を見て不可解な顔をしていた。