2人で何について話ているのかわからないから私はずっと突っ立ったまま。 「白いワンピースが一番似合うね!桃ちゃんは肌白くていいなぁ。」 「胡桃さんも充分白いですよ。」 「顔だけ…笑」 私はレジに胡桃さんに選んで貰ったワンピースを持って行き、会計を済ませようとしていた。 けれど、横からひょいっとカードが出てきた。 「お客様、会計はどちらにしますか?」 「あ、現金「カードで。」 横を見たら、胡桃さんが私にニコッと微笑んだ。