「そっか…沙織ちゃんの方が西崎のこといっぱい知ってると思う。私なんか知りたいって前までは思わなかった。けど、今は違う。もっと傍にいて西崎のこといっぱい知りたいって思う。」
沙織ちゃんは顔を上げると笑った。
「聖夜先輩を幸せにしてあげて下さい。よかった…桃先輩のような人で。」
沙織ちゃんは安心したような様子で肩を下ろしていた。
「聖夜先輩は諦めてまた新しい恋でもしよ!!じゃあ、もう音楽室に戻りますね。いつでも会いに来てください!」
「うん!頑張って!」
意外にも沙織ちゃんが早く立ち去ってしまった為その場で呆然としていた。

