沙織ちゃんは驚いた顔で私を見ていた。 「沙織ちゃん…?」 沙織ちゃんの異変に気づいてしまった。 目からは数滴の涙が流れ落ちていて赤く腫れていた。 「大丈夫…?」 大丈夫じゃないことはわかってる筈なのに…他にかける言葉が見つからなかった。 「大丈夫です!さっき目に砂が入ってて俯いてたら壁に当たってしまって…痛くて泣いてしまいました。」 笑ってるようだけど目が笑ってなかった。 「沙織ちゃん本当のこと話して。」