「中山さ~んもういいよ。いつものことだし。」 浅見君は西崎と一緒で平気で笑っている。 「浅見君がいいならいいけど…」 さっきから西崎の様子が変。 ずっと不機嫌だし。 私はバスケコートからでるとそのまま体育館を後にした。 渡り廊下を歩いているとフルートを片手に綺麗な音色を奏でている沙織ちゃんがいた。 話しかけるのは練習の邪魔だと思い少し離れたところから聞いていた。 「はぁ…まだまだ。」