電車に乗って揺られながら音楽を聴いていた。 そして、着いたところは田舎町だった。 「ここ…何があるの?」 デートじゃないと言っても何もない田舎じゃあ…する事がない。 「久しぶりに帰って来たー!」 西崎は嬉しそうに笑っていた。 「ここは俺が今の学校に来る前に住んでいたとこ。」 そういうことね。 「胡桃さんも?」 「うん。ここは俺の爺ちゃんが住んでるんだよ。もう、今は居ないけどな。」