「いや…そっちから名乗るべきだと思うけど。」 「あっ?」 「だから、自分の名前から名乗れって言ってんの。」 男の眉間にシワが寄った。 言いすぎたかなぁ…と思っていたら急に手首を掴まれた。 「とっとと済ませてやるよ。来い。」 「やめて下さいません?知らない男に触れられるの好きじゃないんですけど!」 必死に抵抗しても聞かないので掴まれてない方の手に拳を作って男の顔面、目掛けて殴った。 「い゛っで!!」