「まだデート服決めてないの!?」 「うん。」 「はぁ…本当にデートする気あるの?」 「あるよ!でもさ…」 「言い訳はいらないから。今日、部活が終わったら桃の家に寄るから。」 なんて優しいんだろう。 紗笑ってたまに頼れるよね…ケンカとかは苦手みたいだけど。 部活が終わり水分補給をしてダラダラ帰り仕度をしていた。 「桃~!」 紗笑が鞄を持って走り寄って来た。 「早く行くよ。」 私の手をぎゅっと握った紗笑は家に着くまでその手を離さなかった。