「なんで?」 「なんでもいいだろ!そこがムカついたんだよ。楽しそうに踊ってるお前を見て…もう…わかんねぇ。」 西崎は溜め息を吐いて、その場に座り込んだ。 「大丈夫だって。心配しなくても。」 「俺が過保護だって知らなかった?」 親じゃあるまいし。 「知らない。」 「覚えとけ。」 「わかった。」 なんで、頷いたんだろう。