「あのね、西崎が私を守ってくれたからそれで…見舞いぐらいは少しくらいは恩を返せるかなぁと思って。」 「あぁ、思い出した。俺は撃たれたんだ。退院した時は覚えとけよ。お気に入りちゃん♪」 とても、嫌な予感がするのは…気のせいにしとこう。 病室から窓を覗いたら空は暗くなっていた。 「もう、帰らないと。じゃあ、また明日ね!」 「無理。」 えぇ!? 思わず振り返ってしまった。