胡桃さんは懐かしそうに過去を振り返っていた。 「それでさ、聖夜は私をずっと見てくるの。マジ、怖かったけどさ~結構イケメンだったんだよね。今じゃうざいけど笑」 楽しそうに話す胡桃さんを見てちょっと笑みがこぼれた。 「お母さんのお気に入りだったのね、聖夜が。」 「そうなんですか。意外です。」 「聖夜は顔がいいからお母さんもうメロメロでさ。私も聖夜と意気投合しちゃって。」 「それから、西崎はどうなるんですか?」