囲まれている状況の中で逃げ道が無かった。 諦めて目を瞑った。 「…」 棒が当たった感触が無い。 あれ…? でも、目を開けたら襲いかかって来るかもしれない。 私はどうしたらいいのだろうか。 「おい。」 敵から声を掛けられたけど目を開けたらいけない! 目を瞑ったったまま、気配だけを頼りに思いっきりその人を蹴った。