「それから、彩愛に対する態度が一変した。沙也香と彩愛は仲良かった。でも…俺のせいで2人は仲が悪くなった。ちゃんと教室に行ってれば…こんなことにはならなかったのに。」


















頬に一筋の涙が伝った。






















「無力な男が悪かったんだ…!なんで…なんで…彩愛のことを見てやれなかったんだ…。」



















もう、弱音を吐くしか出来なくなっていた。























「大丈夫」と桃は俺を抱きしめてくれた。














「彩愛さんは西崎を攻めなかったでしょ?逆に西崎を守ろうとした。私と関わると聖夜も危ないと思ったよ。」