会場へ続く道は人がたくさんいて、たしかにはぐれてしまいそうだった。 でも… 二人の手はしっかりと繋がれていた。 だから…大丈夫…。 「あっ屋台見えてきた!」 「なんか食うか?」 「うん!」 金魚すくいして、射撃して、りんご飴たべて… 神社の奥まで来ていた。 「すんごく楽しいね!」 「おう!ってかそろそろ花火じゃね?」 「うん!」 今年初めて見る花火だからすごく楽しみだった。 二人で見られる花火を…。