弘夢はいわゆる"チャラ男"ってやつだった。 そんなタイプと絡んだことのない香織の顔はひきつっていた。 でも香織は断ることも出来ずにメアドの書いてある紙を呆然と見ていた。 「香織!さっきの人なかなかイケてない?香織の知り合いだったのー?」 「ううん、今話しかけられたのが初めてだよ?」 「そうなのー?でも香織可愛いからもしかしたらあの人香織のこと好きだったりして!」 「えっ?まっまさかぁ…えへへ」 これがことの発端だった…