2番目の恋

夜8時。みんなで神社へバスを使って行った。


コウと私の番になった。


「うっし。俺らの番だぞ」


「あー...うん」


「びびってんのか?」


「別にー。」


実は私、暗いところが嫌いだった。でも、そんな怖いとか言うのはなんていうか...プライドが...


「.....。」


「.....。」


「なぁ....」


急にコウが止まった。


「な、なに....」


「お前こういう系無理なんだろ」


「い、いや...別に。」


「はぁ....嘘つけ。」


「いいじゃん。どうでも!」


「手。つなぐか?怖くないように」


「断る。」


「可愛くねーーな」


「どうもですー」


「ギュって。しようか?」


「なに?チャラ男気取り?笑」


「じゃぁ、キス。しようか?」


「そんなことしてるうちに後ろから人。来ますよー?」


「ふっ、もっといいリアクションあるだろ笑」


「ありましぇ〜ん笑あ....」


その時、私は怖かったのが全部吹っ飛んだ。


彼の気遣いだった。


今でも覚えてる。コウはそうやってみんなが見てないところでフォローするのがうまい人だった。


肝試し終わったあとにお礼言おうと


「コウ〜....」


「なに?」


「ありがとう...」


「ばーーか、もっと素直になれよ」


そう言って私の頭を叩いた


その時心がぎゅってなったの。今でも忘れられない。


そう。私はその時彼に恋をしていた。