「あら、気づいた?」 次に目を覚ましたとき 私はベッドの上にいた。 「あ、私…」 目の前で微笑んでいるおばちゃん。 独特のにおい。 保健室かな… 屋上に向かってたところまでの 記憶はあるんだけど… 「あ、まだ横になってて。あなた倒れたのよ」 「倒れた…」 「軽い貧血と栄養失調ね。ちゃんとご飯食べてる?」 「………」 「…鬼神君が運んできてくれたのよ」 前も思ったけど、 意識のない人間って絶対重いよね。 あいつ、どんだけ力持ちなんだ…