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結局、私は彼と食事をとることにした。

まぁ。とらざるを得なかった、と
言ったほうが近いだろうか。



入ったお店はとてもおしゃれなお店だった。
私は来たことなかったけど、峯川は常連のようだ。




「失礼します。
ご注文をお伺いしてもよろしいでしょうか?」


「あ。俺はビールとたらこパスタで。」



先輩は?と彼は私に尋ねる。



「私は、チューハイとたらこパスタで...」



かしこまりました。と店員は爽やかな笑顔で
部屋を出ていった。







「オシャレなお店、知ってるんだね」


「先輩に別れを告げられる
前日に見つけたお店です。」


「え?」


「先輩、記念日とか気にするじゃないですか?
記念日にここ連れてこようと思って探してたんです」








...え。
そんなこと...

私は、何やってるんだろう。

勝手に勘違いして、彼を傷つけただけ。