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よしっ、行こう。と
足を踏み出したのは、もちろん、屋上。


戸井さんが来るのを待つ。





ーガチャ






「お待たせしました。」


「ううん。
別れた...から」


「そりゃそーですよね笑.
ありがとうございます♪」






彼女は嬉しそうな顔をした。






「幸せに...なれるといいね」


「はい!」







心にもないことを言ってしまった後悔。






でも、全部。
私が悪いんだ。彼女じゃないんだ。