続・銀髪姫と不良幹部

「お、おう…っ」


よし、禅も黙ったし、次にいこう。


禅なんか無視だ。


んで、次の質問は…っと。


「じゃ、次は俺だな」


…史音の番なのね。


史音って雄吾の次に怖いからなー。


雄吾ほどではないけど、覚悟しといた方がいいかな?


「なぁ」


「な、なにっ?」


いきなり言わないでよ!


考えごとしてる時にいきなりは怖いんだからね!


「どうして連絡しなかったんだ」


「っ…」


私は口を閉じ、俯いた。


何も…言えない。


まさか史音があんな顔するなんて思わなかった。


「なぁ…依亜っ」


お願いだからっ。


そんな悲しそうな顔をしないで…っ。


私は史音のその顔が一番見たくないのよっ?