「分かったよぉ。

ね、勉強もちゃんとするから、
夏休み、私の彼氏と梨穏と優魔くんの4人で、海行こっ。」


「……はぁ…。
分かったよ、じゃあ行こうか、海。」


穂乃には、私と紫苑が付き合い始めたことを伝えた。
穂乃も、お似合いだねぇ、って言ってた。


「やったぁ。
じゃあ、一緒に水着買いにいこうね。」


「え、水着?
お金かかるし、去年のでいいんだけど…。」


「ダーメ。
ちゃんと買わないと!ね?」


「はいはい。」


そして、海へ行く計画は穂乃によって着々と進められた。